
エコー・システムが求める人材とは
エコー・システムが目指しているのはプログラマー集団ではなく、お客様の求めているものを形にして提案ができるシステムエンジニア(SE)のプロフェッショナル集団です。
そのために、どのような人材を求めているのか、入社してからの研修はどのように行われているのか、人事担当者に本音でズバリ話を聞きました。
採用時に心掛けていること
Q:応募に文系・理系などの条件はありますか?弊社は文系・理系関係なく受け入れています。
Q:男女の比率はどのぐらいですか?男性8割、女性2割となっています。弊社は育児休暇や産休制度もあり、出産後もできるだけ長く勤められるように、短時間労働制度も設けています。
Q:採用時に心掛けていることはありますか?仕事の内容はもちろんですが、できるだけ弊社の社風・風土が伝わるような伝え方、また応募者が自然体で面接ができるような雰囲気つくりも心がけています。
よくある質問
Q:資格を持っているほうが有利ですか?もちろん資格は持っていないよりは、持っているほうがよいとは思いますが、それが採用で有利になることはありません。弊社が一番重要視しているのはスキルや技術よりは人間性。スキルは入社してからでもつけることができます。もちろん技術力がない学生は人一倍、いえ人三倍(笑)努力しなければいけないですけどね。
Q:求めている人材像を教えてくださいまずはコミュニケーション能力が高い学生。ITはバーチャルや機械というイメージが強いのですが、弊社はプログラムをただ作成するだけでなく、お客様とじっくり話をして、お客様が求めているものを提案するところまで行います。だからこそお客様が求めているものをくみ取り、自分の考えを相手に伝える能力は必須。あとは最後までやり遂げる力を持った学生を求めています。
Q:反対に向いていないのはどのような性格?人と関わるのが苦手な人やなんでも適当に行ってしまう人。あとは自分で考えずに誰かの指示を待っている学生も入社してから苦労すると思います。プログラムは作っている過程が見えないぶん、システムが動かない時点で挫折してしまいがち。なぜ動かないのか、諦めずに考え続ける力が必要です。
Q:「やっていけるか不安です。」という思いは?専門学校出身の学生は特に、ある程度知識があるので自信を持って入社してきます。けれども、仕事場で必ずしも学校で学んだ知識が役立つとは限りません。技術は日々進歩していますからね。必ず誰でも一度は挫折を経験します。でも、そこからが本当のスタート。挫折したときに、“なにくそ!”と這い上がってこられるかどうか。その壁を乗り越えた人が、今、弊社の主力となって会社を引っ張ってくれています。不安はあって当たり前。みんなでフォローしていくので、ガッツさえあれば大丈夫ですよ!
Q:人間力以外に面接で注意して見ていることはありますか?物事の流れをロジック的に考えられているか。会話をしたらある程度その資質が分かります。筋道立てて話ができているか、質問に対して適切な回答ができるかなどは面接でチェックしています。ロジック的に考える能力もSEには必要ですからね。
Q:学生のうちにやっておいたほうがいいことは?対人関係を磨いておくことをすすめます。例えば一つのバイトを長く続けている学生を弊社では高く評価しています。一つのバイトを続けると、そのセクションのなかでもリーダー的存在になっているので、全体を見る力が自然とついていると思いますから。そういった経験は面接でアピールしてもらえると嬉しいですね。
入社時のフォローアップ
Q:入社後はどういう取り組みをしていますか?入社後2カ月は新入社員だけで社外で研修を受講します。いろいろな会社の新卒を集めて行われるので刺激にもなるようです。研修内容はSEの技術体験。まずは一ヶ月プログラミングの基礎をしっかり学びます。そのあとテーマを与えて、お客様にヒアリングするところから、見積もり、工数、設計、プログラミング、テスト、お披露目までSEの仕事を一通り体験。そのなかにはスピーチやプレゼンテーションのトレーニングも入っているので、かなり実践的な力を身につけることができます。また2ヶ月間同期だけで過ごすことで、仲間意識が強くなるのもこの研修のメリット。何かあったときに相談できる同期がいるのはとても心強いと思います。
Q:研修前と研修後で新入社員に変化はありますか?変化はかなりあります。研修前は挨拶もまともに出来なかった子が、研修後“ただいま戻りました!”と元気よく帰ってくると感動しますよ。研修期間中、朝礼でテーマを決めたスピーチを行っているので、自分の考えを話す力もつきます。
Q:御社の雰囲気は?(入社1年目、2年目の社員に社内の雰囲気を聞いてみました)
・社員同士・チーム内で協力し合いながら仕事を進める風土があり、質問や相談がしやすく、周囲がしっかりサポートしてくれる環境があります。
・仕事に集中する時は集中し、休むときはしっかり休む。だらだら働くのではなく、メリハリをつけて業務を行っていると思います。
・社員がフレンドリーで話しやすい人が多いのでコミュニケーションがとりやすい雰囲気があります。