導入前のお弁当の注文は、翌週分を記入表に各個人が記入、週末に記入表を総務部が回収し日別・メニュー別に集計し翌週分の注文数を業者へFAXしていました。
総務担当者は通常業務に加え、毎日の注文変更・取消の受付および業者への連絡、毎週末の記入表回収では未記入者への「注文有無の確認」、毎月末は個人毎にお弁当代金を集計し給与天引きデータを作成する業務など、お弁当注文業務に多くの時間を取られていました。
また従業員からは、変更・取消の聞き間違い・集計の誤り等に対して不満の声も少なくありませんでした。
この総務担当者のお弁当業務にかかる作業時間の軽減と、社内の不満に対して何か手を打ちたいと思いシステムの導入を決めました。

導入後は記入表での管理が無くなった為、毎週末の集計業務がシステム出力の注文表チェックのみとなり、毎月末の給与天引きデータもシステムで簡単に作成出来き、データをそのまま給与システムに取込みできるようになりました。
また注文の未入力者も、担当者のパソコンの画面からリアルタイムで確認出来るようになりました。注文入力も「ＩＣカードを使用しログインしてタッチパネルの画面でメニューを選ぶ」という簡単な操作なので、機械操作が苦手な年齢層にも問題なく受入れられています。
総務担当者のお弁当業務にかかる作業時間も導入前に比べ大幅に短縮され、他の業務へ携われる余裕が生まれました。
従業員からは注文入力が各自で変更・取り消しをする事になったこともあり、導入前にあった不満の声も減りました。
このシステムの導入より、導入前の問題点が改善でき満足しています。